懐かしの森へ
〽我はふくろう 楽しきふくろう
勤め果たし 心さやか
今宵嬉し 月明かりに
わが古巣へ 帰らなん
ああ富士の ふもと
山中の 森蔭に
昔、昭和四十年代の頃、ボーイスカウトで、良く歌ったものだが、当時、スカウトソング集をめくって行くと、この歌の隣に、Back to Gilwell と言う英語の歌が書いてあり、音符を追うと、同じ曲であることが分かった。
Back to Gilwell
♪ I used to be a cookoo, and a jolly cookoo, too.
I have finished my cooking, and I don't know what to do
I'm getting old and feeble, and I can cook no more.
So I'm going to work my ticket if I can.
Back to Gilwell happy land
I’m going to work my ticket if I can
Gilwellと言うのは、ギルウェル・パークと言って、イギリスはロンドンのはずれにある、キャンプ場で、ボーイスカウトの研修施設がある有名なところである。
行ったことはないが、、、。
アメリカの動画を検索すると、指導者層が集まって唄っているシーンが散見される。
歌詞も、いろいろバリエーションがあって、Cookooではなく、Beaverだったり、Eagleだったりする。
他にも、
♪ I used to be cookoo
A good ‘ol cookoo too
But now I’ve finished cookooing
と、いくつか、異なるバージョンの歌詞が見つけられる。
分からないのは、このBack to Gilwell とは、一体、どういうシチュエーションの歌なのかと言うことだ。
日本語の歌だと、野営をしているスカウトたちが、昼間、設営だ炊事だハイクだロープワークだと、大騒ぎし、疲れ切って、キャンプファイヤを囲んでゆっくり唄うシーンが思い起こされる。
しかし、英米の動画を見ると、歌のテンポが、とんでもなく速いのだ。
まるで、ぶらぶら沢(テント張り 溝堀り 水汲み かまどや食卓作り 米とぎ 飯炊き まきわり 洗濯 テントを整頓し……)のごときである。
誰か教えて下さい~。
(後記)2024 2/25記、Gilwell, Scouting and Wood badgeと言うサイトを発見
自分も作ったことがある。但し、革紐ではなく、梱包用の硬いビニール帯(縦に裂けるやつ)を使ってである。
ウッドバッジャー(おそらく、ウッドバッチ研修所の卒業生)なら、みんな知っているべき歌、とある。