quiverの日記

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どうしてコウテイペンギンのヒナは小さいのか?

キングペンギン(オウサマペンギン)のヒナは、親鳥よりも大きく、太くなって、やれ、人が入っている、とか、態度もデカいとか、言う、写真や動画が散見される。
それに対して、エンペラーペンギンコウテイペンギン)のヒナは、「小さくてカワイイ」、パンダみたような写真しか見られない。
なぜか?
今回、調べてやっと分かった。
  
まず、エンペラーペンギンの大きなヒナの写真は、「亜成鳥」と言うキーワードで検索すると一応、ちゃんと見つかる。
親鳥(成長)と、あまり変わらない身長であるが、トレードマークの、喉元の黄色い色は無く、ツートンカラーである。
また、キングペンギンの若鳥のように、親より太くなることはない。
   
これは、皇帝ペンギンの子育てが、秋から冬にかけて行われるからである。いわゆる、「もっとも過酷な子育て」と言うヤツである。
しかし、ヒナが大きくなったときは、ちょうど春の時期であり、自分で勝手に餌を取りに行くようになる。
一方、王様ペンギンの子育ては夏から秋なので、子育てが終わる頃がちょうど冬になり、親がヒナをあまり構わなくなるため、若鳥が独りで冬を乗り切るために、パンパンに太って置くらしい。