quiverの日記

アニメ、漫画、音楽

フランス語のジングルベル

もともとは1857に米国の牧師ジェームズ・ロード・ピアポントによって作詞作曲されたジングルベル。
宗教色は全くなく、そり遊びの歌であり、当初はThanks giving day(11月末)に歌われていたのが、評判が良かったためにクリスマスにも、歌うようになったらしい。
日本に来たのは戦後らしいが、フランスへの導入も意外にも戦後である。
1948年に、Francis Blancheによって、Vive le vent(風よ吹け吹け?、風万歳?)と言うタイトルで、内容も、風の吹く雪道を歩くジジイが昔のことを思い出す、と言う、原詩とはかけはなれた歌になっている。
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それからもう少しして、十数年後の1964年に Georges Garvarentz のプロモーションで、我らがパトゥーンが歌っている。
タイトルはTout est blanc(みんな真っ白)、こちらの方が、原詩に近い雰囲気。
なお、en familleでのペリーヌ役が回って来るのは1966なので、この歌の後である。

▽歌詞付き
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インスタグラムのGramhirさんの投稿で、今は既に消えていてキャッシュから発掘したものがある。以下はおそらく自動翻訳されたもの。

パトゥーンことパトリシアパトゥーンの2ndEP
彼女はフランスの女優で歌手でもあります。
彼女は元々子役などでテレビに出ていた女優で、それを見たバークレイレーベルのエディバークレイの二番目の妻ニコルバークレイに見初められ64年11歳で歌手としてEPデビューします。
今作はデビューから2作目でクリスマスに特化した企画ものなのか分からないですが、歌手名がパトゥーンとしてレコードは出してるもののこれだけが本名を付け足したパトリシアパトゥーンとして出しています。
彼女のキュートなクリスマスソングを聴いてみてください。
音源はm1で「noel de france」とm2で「tout est blanc」とm3で「les marrons chauds de noel」より。
良いクリスマスを!(注、m3の焼き栗は、フランスの冬の名物らしい)

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