quiverの日記

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境界のRinne仏語版、たとえそれがどうであろうとも

仏語版第13巻6話 Le drame du M(Mの悲劇
マサトがトランクのMの字は悪魔のマと言い放った後、
(魔狭人:Oui le "M" est mon initial! C'est le "M" de "Demon"!)

鳳:Quoi qu'il en soit, Kain(iはトレマ),
Tu t'es trompe' et tue parti avec la valise de Masato!
この接続法のセリフ、意味は分かるのだけれど、なぜenが?と思ってしまう。検索すると、北鎌先生曰く

enには三種類あって、en+名詞、ジェロンディフ、en+動詞(動詞+de...)

だそうだ。言い換えると、三種類しかなく、よってen soitは、il est de... と「何々に関する」と言うことになる。
つまり、「それに関することがどうであろうとも、あんたが間違えて魔狭人の鞄を持ってったんでしょうが!」である。


その後のりんねのセリフが、
Rinne:Et tu n'as me^me pas envisage' qu'il puisse y en avoir une autre.
これも、接続法で、enの用法は上と同じく三番目、意味は「それがもう一つあるかも知れない」なのだけれど、
注意すべき点は、接続法現在 だと言うこと。avoirはil y aのaであって、複合過去用ではない。
接続法過去だとil ait pu avoirになるはず。