quiverの日記

アニメ、漫画、音楽

キャンディキャンディの海外売り込み−東映動画

キャンディキャンディ(アニメ)は制作時から「何が何でも海外に売り込むゾー」感が丸見えである。手紙やポスター、看板などの英語がカンペキなのだ。英米ネイティブに対して完璧かと問われると分からないとしか言えないが、キャンディが受け取る手紙や、病院やその他の建物の看板、細部にいたるまで、原作の漫画では日本語だった部分を、少なくとも大真面目に翻訳している。舞台が「おとぎの国」では無いのでそういう配慮をしないと売り込めないと制作者は考えたのだろう。
SONYトランジスタラジオをヨーロッパで展開した際には、販売店の近くにアルバイトで雇った現地の若者を配置し、路上でラジオを聞かせていた、というドキュメンタリー番組を見たことがある。アニメの売り込みの内情も是非、聞いてみたい。

【後記】もう一つ、キリスト教カトリック)の色付けもハンパない。特に前半。