quiverの日記

アニメ、漫画、音楽

「消された唱歌の謎を解く」

喜多由浩著
「消された唱歌の謎を解く」
 本書は、産経新聞に連載された「歴史に消えたうた 唱歌、童謡の真実」と、日本統治時代の台湾、朝鮮、満州唱歌を書いた同「歴史に消えた唱歌」を再構成したものである。

蛍の光や、われは海の子、里の秋などの後半部分が戦後消されてしまったことについて、「そういうものがあった」ことを残しておこう、と言う趣旨。
岩波文庫の日本唱歌集には、どれもちゃんと最後まで書いてある(里の秋は、日本童謡集に掲載)。Quiverの実家には子供の頃(昭和三十年代)、ぼろぼろになった「日本唱歌集」がなぜか置いてあり、水師営の会見とかも全部知っていたと思う。
意外と最近まで知らなかったのは、お山の杉の子や、記者ポッポ(=兵隊さんの汽車)、森の水車(高峰秀子、発禁版)、記述があるかな? 発注してみよう。

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