釣りバカ日誌のDVD、意外と安くて一枚千円（税別）である。今回は１２と１４を購入。理由は、１２に宮沢りえが出ているから。１４は高島礼子のトラック運転手の話。どちらも気に入っている。
思い起こせば宮沢りえは、1990年代に貴乃花との破局や、映画「蔵」のキャンセルなど、どちらかと言えば「お騒がせアイドル」と見られていて、女優としての才能など誰も気にしなかったと思う。それが、2000年頃から、藤沢周平の「たそがれ清兵衛」（2002、山田洋二監督）、山本周五郎の「初蕾」（2003、石井ふく子プロデューサー）など、名演が評価され、お茶のコマーシャルなどにも頻繁に登場するようになる。
その先駆けとなったのが、釣りバカ日誌１２「史上最大の有給休暇」であり、鈴木建設社長スーさんの後継者と見なされながら、突然リタイアして故郷に帰ってしまった青島幸男（都知事退任後）の姪の役で出ている。監督は本木克英であり、脚本に山田洋次が入っていることから、もしかすると、ここでの好演が、女優としての宮沢りえ開花の端緒となったのではないか、と思っている。なんちゃって。
△何と、DVDが一枚千円（税別）。それで浜ちゃんと美代ちゃんを拝めるとは嬉しいなあ。
（メモ）楽天で新アカウントを作ったので利用実績のために、楽天ブックスから購入。ＧポイントもＴポイントも楽天ポイントも付いた。
