quiverの日記

アニメ、漫画、音楽

桜田淳子のレコード売上数

最初に断わっておくけど、これから記すことは数字のずれ自体を指摘することが目的ではなく、「桜田淳子の人気はレコード売上数では計れない」ことが主張したいのである。


桜田淳子 history (intro)」というタイトルの動画が、2012年の11月頃に、Youtubeに上げられている。
中身は、シングルカットされたいくつかの曲のイントロ部分と、 桜田淳子の秘密『赤ちゃんのときから“17の夏”まで・・・』  という冊子の紹介だ。
その動画で、1:40頃、「桜田淳子の発売レコードと売り上げ枚数」が左下に表示される。小さいので読みにくいのだが、

  • 天使も夢見る 38万枚
  • 天使の初恋 21万枚
  • 私の青い鳥 37万枚
  • 花物語 51万枚
  • 三色すみれ 42万枚
  • 黄色いリボン 46万枚
  • 花占い 30万枚
  • はじめての出来事 92万枚
  • ひとり歩き 55万枚


という風に、オリコンでの数値のほぼ二倍が表記されている。この「ずれ」を初めて見たときは非常に驚いた。
桜田淳子のことが嫌いな人が見たら、「こんなインチキ数字を書いて!」と怒るのだろうが、デビュー当時の時代を実際に暮らした身としては、実感としてそれくらいの人気というか知名度があったように思う。おそらく、自分で「レコードを買う」などと言うことはあり得ない、小学生以下から中学生までの低年齢層のファンが多かったのではないだろうか。だからこそ、本人を主題にした漫画本まで出版されたりしたのだと思う。

最後に一言。オリコンの数値が全ての販売を網羅しているわけではないので、案外、出荷枚数や準備枚数として見るならば案外、こちらの方が実勢に近い可能性だってある(かも)。