2019-05-21 日高正人 無理をするなと倅が言えば わしゃ未だ若いと親父は笑う 磨けば光る年輪の土にまぶして玉の汗 平々凡々、悠々たんたん、 自然と生きる親父杉雨はひと月、三十五日、 その雨さえも味方に付ける 縄文杉の懐に魅かれ戻って来たんだね 平々凡々、悠々たんたん、 島風浴びる倅杉杉のぐい呑み、縄文の酒 肴は旬の海幸、野幸 仕事の後の一杯に 明日の希望を盛りながら 平々凡々、悠々たんたん、 灯囲む親子杉