quiverの日記

アニメ、漫画、音楽

島田陽子さんが亡くなられた

島田陽子さんと言えば、やはりテレビドラマ「われら青春」で、中村雅俊さんと共演されていたのを思い出す。
主題歌の流れる画面に、木の陰から沖田先生を見つめるシーンが毎週出て来たので、はっきりと印象に残っている。
ただ、その主題歌が、飛び出せ青春と、完全にまぜこぜになってしまい、どっちが、「生まれて来たのは~」で、どっちが「君は何を今~」だったか、もう分からなくなっている。

当時、一緒に見ていた両親は、なぜか、ちょっと悪役だった、教頭(穂積隆信)と、その腰ぎんちゃくの柳生博が大好きで、特に、生徒たちに向かって「このクズ共が!」と怒鳴りつけるシーンを気に入っていた。
実際、なかなか出来ることでもないので、面白かったのだろうか。
 
それから二十年後くらい、80年代の終わり頃に、その「飛び出せ青春」の主役だった、村野武範さんが、出演していたジュリエット・ゲームと言う映画を見に行った記憶がある。
主演は、教師役の村上弘明さんで、妻役の手塚理美さんとは破綻寸前で、駅で見かけた女性(国生さゆりさん)に一目ぼれして追い掛け回す、と言う、ドタバタ劇であった。
映画の内容は、全然、覚えていないのだが、劇中で村野武範さんが、「飛び出せ青春!」 とか、ネタを披露してくれて嬉しかったのを覚えている。
 
映画とどっちが先だったか分からないのだが、ミロ展を見に行って、ミロのヴィーナスが来るのかと勘違いしたり、歌舞伎や、文楽を見に行ったり、また、平塚だったか辻堂だったかの海に行ったこともあった。
横浜博と言うのに行って、観覧車に「三人」で乗ったり、ソフトクラブシェルと言って、殻ごと食べられるカニのから揚げを食べたりもした。
このあたりの、それぞれの事象の前後関係が、どうもあやふやで、記憶もぽっかりと抜けているようなのだが、一つ一つを断片的に思い出すと、あまりに楽し過ぎる話ばかりで、本当に自分の話だったのだろうか、と疑いたくなる。