「中曽根康弘が語る戦後日本外交」
楽天で古本を安く売っていたので買ったら、ほぼ新品のが送られてきた。さっそく解体して自炊した。
中曽根元首相の生い立ち、旧制高校、大学、主計中尉としての出征経験から始まり、内務省に復員して、辞職して立候補して、、と延々と続く。昔、学生の頃は「右翼の中曽根」として大嫌いだったのだが、今は吉田首相と共にもっとも尊敬する人になってしまった。なぜこんなコペルニクス的転回があったかと言うと、三つのウソがバレたからである。
この三つが自分の頭の中で墨塗り状態なのだ、、、。日比谷焼打ち事件とか、、、。
とっくになくなった(1980)祖母が生前、口癖のように良く言っていたこと
日本は日清日露、と勝って、調子ンのって「勝った勝ったって」いい気になってた。
次郎ちゃん(種次郎、大叔父)は人がいいから、ガダルカナルで周りにおだてられて伍長になんかさせられて、先頭に立たされて軍等を振り上げて進め進めーって言いながら行進して、あっと言う間に撃たれて死んでしまった。
お前はおだてられても絶対に先頭に立つんじゃないよ。後ろの方にそおっと隠れてるんだよ。