quiverの日記

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ポケベルサービス廃止へ

東京テレメッセージのサービスが来年9月に廃止になるとテレビニュースでやっていた。ポケベルの往年の普及はニュースで聞くだけで自分では一度も所持したことがなかったが記憶にいろいろ残っている。ポケベルの想い出をメモ。

  • 1970年代、地方中堅企業の営業だった父親がポケベルを見せてくれた。常時ではないが、連絡が必要な際に持って外出するのだそうだ。試しに電話をかけて、着信音が鳴るのを見せてくれた。鳴動するだけであり、後年のポケベルのように文字を送られるわけでもなく、それほど便利とも思わなかった。
  • 1970年代、ラジオの製作初歩のラジオだったかも)に、ポケベル受信機の製作記事が掲載。当時は2メータ帯(150MHz)だったのでアマ無線と変わりない回路で良かったのだ。どういう変調方式だったのだろう。
    • 1978年8月に、周波数帯が、280Mへ変更になった。
  • 1980年代、(何もなし)
  • 1990年代、従妹が都内の大学に進学してポケベルを持たされていた。この頃は既に暗号みたいな数字を送れるようになっていた。
    • 1990年代、その従妹がポケベルでは不自由だと言うのでPHSに変えていた。詳しく聞いて見ると、不自由だと思ったのは実は親の方。ポケベルを鳴らして子供に連絡させようとしても、大学の寮の公衆電話に、長い行列が出来てしまっていたのだそうだ。
  • 1993年、セーラームーンR挿入歌「同じ涙を分け合って/久川綾」で、スピード写真が歌われる(プリクラの登場は1995)
  • 1995年、セーラームーンSS(第141話 - 第166話)のエンディング「“らしく”いきましょ」(作詞 武内直子)でポケベルがうたわれる。
  • 1996年、セーラームーンセーラースターズの挿入歌「届かぬ想い−My Friends Love−」(作詞 武内直子)でPHSがうたわれる。
  • 2019年9月に東京テレメッセージが呼び出しサービスを終了
    • 2021年4月から、同社が、防災事業で自治体配布の専用ラジオにメッセージを届けるサービス開始